
仲間と群れることと、世界を変えるために本当に必要な「チーム」とは何かを問い直す一冊。友情論ではなく、目的を共有する少人数の結束をめぐる思考が綴られる。表紙は黒一色で刷られた群像写真を生成りの地に大きく配し、草むらに立つ侍たちの姿を陰影だけで描き出している。タイトルは太いゴシックで上方にゆったり据えられ、英文サブタイトルと著者名が細い活字で対比的に置かれる。古い映画の一場面を思わせる構図が、孤立を恐れず共に立つ仲間像という主題と静かに重なっている。
著岸本章
装丁吉岡秀典+佐藤翔子+平良佳南子
彰国社 / 2024年
アート・建築・デザイン