一覧に戻る文学・評論ラストレシピ 麒麟の舌の記憶田中経一どんな依頼の料理でも再現する「麒麟の舌」を持つ料理人が、戦時下の満州で消えた幻のレシピを追う長編。味覚の記憶を巡る人々の生と歴史が静かに重なっていく。深い紺地に黄のタイトルが大胆に組まれ、窓辺で食材と向き合う料理人の俯瞰イラストが嵌め込まれる。柔らかな線と淡い色彩で描かれた台所の光景が、緊張感のあるタイポグラフィの余白に呼吸を与え、記憶の奥にしまわれた一皿を覗き込むような佇まいを生んでいる。About出版社幻冬舎出版年2016年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁鈴木成一デザイン室(協力=遠藤律子)装画宮崎ひかりAmazonで見る