一覧に戻る文学・評論東京プリズン赤坂真理アメリカの寄宿学校に送られた少女が、天皇の戦争責任をめぐるディベートに挑む長編。戦後日本の記憶と個の輪郭が交差してゆく。表紙は塗り重ねられた赤の壁を背に、緑の長い髪で顔を覆った少女が白いシャツと素足で立つ姿を据える。書名と著者名は迷いなく置かれた大ぶりな白い明朝で、絵肌の粘りある赤と強いコントラストをなす。閉ざされた檻のなかに揺らぐ一人の輪郭が、題と静かに呼応する。About出版社河出書房新社出版年2014年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁鈴木成一装画夏目麻麦Amazonで見る