一覧に戻る文学・評論ダンシング玉入れ中山可穂宝塚のトップスターが暗殺者に狙われる──作家が四年ぶりに放つ長編小説。山吹色の地に、トレンチコートと中折れ帽の人物が黒い犬を連れ、白い洋館を望んで佇む線画が広がる。古い絵本を思わせる素朴な筆致と、画面を貫くように据えられた太い和文タイトル。下部には赤い稲妻形の帯が走り、物語の不穏を一気に呼び込む。穏やかな色面と劇場的なモチーフが、軽やかさと緊張を同居させた一冊。About出版社河出書房新社出版年2022年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁鈴木成一デザイン室(協力=遠藤律子)装画市村譲Amazonで見る