一覧に戻る文学・評論とうに夜半を過ぎてBradburyRay+小笠原豊樹ブラッドベリの短篇集。夜半をとうに過ぎた時間に滲み出す不穏や、寓話めいた幻想を束ねた一冊。深い藍緑の地に、樹上で膝を抱える人物と、枝に絡みついて輪を成す黄色いロープ、片隅にとまるピンクの鳥がフラットなタッチで描かれる。タイトルはピンクの縦組み、英題と訳者表記だけが白で控えめに添えられる。鮮やかな色と静かな闇のあわいが、深夜にだけ立ち上がる物語の気配をそのまま掬い取っている。About出版社河出書房新社出版年2024年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁大倉真一郎装画ナミサトリAmazonで見る