一覧に戻る文学・評論プラータナー: 憑依のポートレートʻUthitHēmamūn 福冨渉タイの作家による長編小説の初邦訳。ある芸術家の性愛遍歴を通して、人間と国家、そして「からだ」の欲望を語る一作。表紙の中央には、赤い絵具が滴り落ちる肖像画が大きく据えられ、輪郭を失った顔が血や肉のように溶けていく。背後にはタイ語らしき細い線文字が淡く重なり、その上を黒の和文タイトルが縦に貫く。憑依という語の生々しさを、滲みと垂れの痕跡そのものが体現している。About出版社河出書房新社出版年2019年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁川名潤(prigraphics)装画ウティット+ヘーマムーンAmazonで見る