一覧に戻る
雷と走る
文学・評論

雷と走る

千早茜

逆立つ毛が雷光のように流れ、青や朱、黄の滲みがひとつの犬のかたちに重なる。幼い「私」と運命の相棒との絆、そして裏切りの記憶を「罪と罰」として綴る長編。表紙では水彩の滲みと白い余白が生き物の輪郭をやわらかく溶かし、まなざしだけを鋭く残している。背の毛は炎にも雨にも見え、走り抜けたものの残像のようでもある。文字は細い縦組で控えめに添えられ、画の動きを邪魔しない。記憶と疾走の手触りが、紙の上にかすかに留まる一冊。

About

出版年
2024
判型
四六判 / A5判 サイズ
ジャンル
文学・評論

Credits

Amazonで見る情報の訂正を提案
『ねこのおうち』 装丁: 鈴木成一デザイン室 書影

ねこのおうち

柳美里

装丁鈴木成一デザイン室

装画千海博美

河出書房新社 / 2019年

文学・評論
『暴力の哲学』 装丁: 前田晃伸 書影

暴力の哲学

酒井隆史

装丁前田晃伸

河出書房新社 / 2016年

人文・思想
『東欧怪談集』 装丁: 坂野公一+吉田友美 書影

東欧怪談集

沼野充義

装丁坂野公一+吉田友美

装画松本潮里

河出書房新社 / 2020年

文学・評論
『むずかしい年ごろ』 装丁: 川名潤 書影

むずかしい年ごろ

StarobinetsAnna、沼野恭子、北川和美

装丁川名潤

装画おおたはるか

河出書房新社 / 2016年

文学・評論
『自生の夢』 装丁: 川名潤 書影

自生の夢

飛浩隆

装丁川名潤

装画agoera

河出書房新社 / 2016年

文学・評論
『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』 装丁: 佐々木俊 書影

ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい

大前粟生

装丁佐々木俊

装画umao

河出書房新社 / 2020年

文学・評論
『「幸せの列車」に乗せられた少年』 装丁: 名久井直子 書影

「幸せの列車」に乗せられた少年

ArdoneViola、関口英子

装丁名久井直子

装画Naffy

河出書房新社 / 2022年

文学・評論
『鞠子はすてきな役立たず』 装丁: 名久井直子 書影

鞠子はすてきな役立たず

山崎ナオコーラ

装丁名久井直子

装画ちえちひろ

河出書房新社 / 2021年

文学・評論
『鳥の会議』 装丁: 町田覚 書影

鳥の会議

装丁町田覚

カバー写真石田浩亮

河出書房新社 / 2015年

文学・評論
『HOSONO百景:いつか夢に見た音の旅』 装丁: 川名潤 書影

HOSONO百景:いつか夢に見た音の旅

細野晴臣、中矢俊一郎

装丁川名潤

装画オオクボリュウ

河出書房新社 / 2017年

文学・評論
『降伏の記録』 装丁: 鈴木成一デザイン室 書影

降伏の記録

植本一子

装丁鈴木成一デザイン室

河出書房新社 / 2017年

文学・評論
『地獄八景』 装画: YOUCHAN 書影

地獄八景

田中啓文

装画YOUCHAN

河出書房新社 / 2016年

文学・評論
『だいちょうことばめぐり』 装丁: 佐々木暁 書影

だいちょうことばめぐり

朝吹真理子 花代

装丁佐々木暁

カバー写真花代

河出書房新社 / 2021年

文学・評論
『約束』 装丁: 川名潤 書影

約束

KratochvilJiří、阿部賢一

装丁川名潤

装画齋藤州一

河出書房新社 / 2017年

文学・評論
『踊れわれわれの夜を、そして世界に朝を迎えよ』 装丁: 岡澤理奈 書影

踊れわれわれの夜を、そして世界に朝を迎えよ

装丁岡澤理奈

装画Edgar Degas

河出書房新社 / 2013年

文学・評論
『人間滅亡的人生案内』 装丁: 宇都宮三鈴 書影

人間滅亡的人生案内

装丁宇都宮三鈴

装画大竹守

河出書房新社 / 2013年

文学・評論
『ロスト・シング』 装丁: 永松大剛 書影

ロスト・シング

TanShaun、岸本佐知子

装丁永松大剛

河出書房新社 / 2012年

絵本・児童書
『北京の秋』 装丁: 名久井直子 書影

北京の秋

VianBoris、野崎歓

装丁名久井直子

装画ヒグチユウコ

河出書房新社 / 2022年

文学・評論