一覧に戻る文学・評論あこがれ瀬戸内寂聴99歳で大往生を遂げた著者の、自伝的掌篇小説集。未知への眼差しが小説家としての原点となった経緯が、最後の作品として綴られている。淡いベージュの紙地に、刺繍のミトンが一点だけ大きく配される。コーラルの花、柔らかな緑の枝葉、手首の編み込みに走る色帯が温度を持ち、傍らに薄く書き添えられた英文メモがアトリエの気配を残す。縦に流れる墨色の題字と異国の手仕事が、まだ見ぬ場所への憧れを静かに呼び起こす。About出版社新潮社出版年2022年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁新潮社装幀室装画上野リチAmazonで見る