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残りものには、過去がある
文学・評論

残りものには、過去がある

中江有里

姉の結婚式という同じ場に集った人々の、それぞれの「残りもの」のような過去を辿る連作短篇。淡い水色を背景に、三段のウェディングケーキが画面いっぱいに据えられ、頂上には新郎新婦の人形、各段のふちには黄色いリボンと小さな薔薇、そしてケーキの周囲には和装の女性、スーツ姿の男、子ども、寄り添う夫婦といったミニチュアの人物が点在する。タイトルは右上に手書き調の和文で置かれ、左には筆記体の英題が縦に流れる。祝祭の真ん中に小さく散らばる人影が、晴れの日の裏側にある各々の時間を静かに浮かび上がらせる。

About

出版社
新潮社
出版年
2022
判型
文庫
ジャンル
文学・評論

Credits

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『明るい夜に出かけて』 装丁: 新潮社装幀室 書影

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カバー写真Moment

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紺野天龍

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装画げみ

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百の夜は跳ねて

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暖あやこ

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KiplingRudyard、田口俊樹

装丁新潮社装幀室

装画原著より

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小山田浩子

装丁新潮社装幀室

装画Philippe Weisbecker

カバー写真篠あゆみ

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装丁新潮社装幀室

装画げみ

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文学・評論