一覧に戻る文学・評論我々は、みな孤独である貴志祐介タイトルがそのまま主題を告げる長編小説。人と人の隔たりや、ひとりであることの意味を静かに問いかける。表紙には薄明の海辺の写真が広がり、青と紫のグラデーションに細い月が浮かぶ。階段状に分かち書きされた縦組み明朝のタイトルが、空と海のあわいを縫うように降りていく。波打ち際を横切る一本の赤い線が、静謐な景色に小さな緊張を残し、寄る辺なさのなかに佇む像を浮かび上がらせている。About出版社角川春樹事務所出版年2020年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁鈴木久美(角川書店装丁室)装画日田慶治Amazonで見る