
クリュセの魚
火星に生まれ地球を知らない少年少女の青春と、人類のテラフォーミングをめぐる思索を重ね合わせた長篇。表紙には制服姿の少女の半身像が大きく据えられ、その身体と背景がデジタルノイズのように水平方向へ裂け、画素単位で滲み出している。淡い砂色の地と暗い制服の対比、そこを横切るグリッチの帯が、現実と虚構、地球と火星の境界を視覚化する。タイトル文字はくり抜きの白抜き欧文書体で重ねられ、像のほつれを縫い留めるように配置されている。
About
Credits
- 装丁
- 川名潤(prigraphics)
- 装画
- 大槻香奈

















