一覧に戻る文学・評論二人がいた食卓遠藤彩見いた」という過去形が示すように、かつて誰かと囲んだ食卓をめぐる物語。日々の食事と、それを共にした人の不在が静かに重ねられていく。表紙は木のテーブルに小皿の並ぶ食事風景を、青みがかった光のなかで油彩のような筆致で描いた一枚。椅子は引かれたまま、人の姿はない。題字は縦組みの明朝体で右端に白く抜かれ、絵の余白を保つ。器の温かみと空席の余韻が、過ぎた時間の手触りをそっと差し出す。About出版社講談社出版年2020年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁名久井直子装画agoera(welle design)Amazonで見る