
日本語ラップを言語学の視点から読み解き、現役ラッパーとの対話を通じて韻やフロウの構造を解析した一冊。鮮やかなイエローの地に、マイクを握りしめる白い手のイラストが大きく据えられ、背景には韻を可視化するようにアルファベットや星の記号が散りばめられている。手書き感のあるロゴタイプが軽やかに弾み、下部はグレーへと切り替わり「韻でつながる日本語ラップと言語学」のコピーが落ち着いたトーンで添えられる。学術と音楽カルチャーの交差点を、ポップな色面と記号の散りばめで視覚化した装丁である。

著クォンナミ、藤田、麗子、ライター
装丁鳴田小夜子
装画花松あゆみ
平凡社 / 2024年
文学・評論