一覧に戻る文学・評論花盛りの椅子清水裕貴緑生い茂る山中にぽつんと佇む古家具店。被災して持ち主を失った家具たちが物語を抱えて集まってくる連作短編集。表紙は淡い水彩で森を描き、蔓と葉に覆われ花が咲いたかのような一脚の椅子を中央に据える。傍らには鹿と白装の人影が静かに佇み、大きく組まれた明朝の題字が湿った緑を受け止めている。傷ついた木の肌に仕舞われた無数の気配が、画面の奥からそっと立ち上がってくるようだ。About出版社集英社出版年2022年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁鳴田小夜子(KOGUMA OFFICE)装画高妍(Gao Yan)Amazonで見る