
禍いの科学 正義が愚行に変わるとき
善意から始まった科学が、なぜ取り返しのつかない災いへ転じてしまうのか。アヘン、トランス脂肪酸、ロボトミー手術、DDT禁止——七つの事例を通して、知の暴走と正義の落とし穴をたどるノンフィクションである。表紙は淡い青緑の地に、線画で描かれた芥子の花と頭蓋骨、巻きつく蛇がモノクロームで配される。大きな明朝体の「禍いの科学」が縦に走り、その下を帯のような筆致で「救世主だったはずなのに、いったいどこで間違えたのか?」と問いかける構図。冷たい色面と緻密な線画の対比が、進歩と禍いの危うい近さを静かに示している。
About
Credits
- 装画
- 木原未沙紀

















