一覧に戻る文学・評論夏のバスプール夏、思春期、ためらいがちな距離。タイトルから滲む情景を、白地に青のイラストレーションが静かに引き受けている。制服姿の少女と少年が画面の左右に分かれて立ち、視線はわずかにすれ違う。手描きの太い書名は縦に伸び、その奥に淡い欧文タイトルが薄く横切る。青のトーンに統一された画面は、水気を帯びた季節の空気と、まだ言葉にならない関係の温度を同時に閉じ込めている。About出版社志村貴子出版年2012年ジャンル文学・評論Credits装丁鈴木成一デザイン室(協力=遠藤律子)装画志村貴子