一覧に戻る絵本・児童書奇譚ルームはやみねかおるSNSで奇譚を語り合っていたはずの子どもたちが、ある日突然「殺人者」を名乗る存在に場を乗っ取られる。少年向けミステリの作り手による、不穏さと冒険心が同居する一冊。漆黒の地に蛍光ピンクで配されたタイトルと細い放射線が、夜の画面に文字が浮かび上がるような効果を生んでいる。中央には鍵穴の大きな白い扉と探偵風の人物、周囲を電話・刃物・新聞の断片が囲み、断片を寄せ集めたコラージュ的構成が「語られる怪談」の手触りを伝える。匿名の声が集まる場所の、灯りとざわめきの両方を一枚に閉じ込めた装丁。About出版社朝日新聞出版出版年2018年判型四六判 / A5判 サイズジャンル絵本・児童書Credits装丁川谷康久(川谷デザイン)装画しきみAmazonで見る