![マージナル・オペレーション [F2]](/_next/image?url=https%3A%2F%2Fbgutgfpjlsaxdprarhhr.supabase.co%2Fstorage%2Fv1%2Fobject%2Fpublic%2Fcovers%2F3cc323c2-ed16-4f0a-90aa-4bcaf87d434c.webp&w=3840&q=75)
民間軍事会社で傭兵として働く三十路の男と、その傍らに立つ少女たちを描くシリーズのフラグメント篇。本編の余白を埋める断章として、人物の輪郭をより近くに引き寄せる一冊である。カバーは淡いブルーグレーの砂塵を背景に、銃を携えた青年と少女四人を等身大で並べたアニメ調の人物画。タイトルは余白の多い明朝で左上に小さく配し、PMSC紋章や英文キャプションを記章のように散らすことで、可愛らしい絵柄の中に軍事フィクションの硬質さを残している。柔らかな線と冷たい設定の同居が、この物語の体温そのままに伝わってくる。
著平沢逸
装丁川名潤
カバー写真竹之内祐幸
講談社 / 2024年
文学・評論