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一万回話しても、彼女には伝わらなかったこと
文学・評論

一万回話しても、彼女には伝わらなかったこと

加藤千恵

言葉を尽くしても届かなかった想いをめぐる短編集。誰かと深く関わるほど立ち上がる、伝達の不可能性と、それでもこぼれ落ちる感情の手触りを掬い上げる。表紙には、緑の花柄ニットを着た女性が片手で手鏡を覗き、もう一方の手で口紅を引く瞬間が淡いタッチの線画で描かれる。視線は鏡の中の自分にだけ注がれ、髪の流れや指先の動きが繊細な水彩のにじみで掬われている。鏡という他者に似た装置に向かう内向きの所作が、誰かに届かない言葉と静かに重なる。

About

出版社
ポプラ社
出版年
2023
判型
文庫
ジャンル
文学・評論

Credits

装丁
鈴木久美角川書店装丁室
Amazonで見る情報の訂正を提案
『東京近江寮食堂』 装丁: 鈴木久美 書影

東京近江寮食堂

渡辺淳子

装丁鈴木久美

装画マメイケダ

光文社 / 2017年

文学・評論
『東京近江寮食堂 宮崎編: 家族のレシピ』 装丁: 鈴木久美+坂野公一 書影

東京近江寮食堂 宮崎編: 家族のレシピ

渡辺淳子

装丁鈴木久美+坂野公一

装画マメイケダ

光文社 / 2019年

文学・評論
『東京近江寮食堂 青森編』 装丁: 鈴木久美 書影

東京近江寮食堂 青森編

渡辺淳子

装丁鈴木久美

装画マメイケダ

光文社 / 2020年

文学・評論
『今夜、喫茶マチカネで』 装丁: 鈴木久美 書影

今夜、喫茶マチカネで

増山実

装丁鈴木久美

装画嶽まいこ

集英社 / 2024年

文学・評論
『川が流れるように』 装丁: 鈴木久美 書影

川が流れるように

Read、Shelley、桑原、洋子

装丁鈴木久美

装画植田陽貴

早川書房 / 2024年

文学・評論
『図書館のお夜食』 装丁: 須田杏菜 書影

図書館のお夜食

原田ひ香

装丁須田杏菜

装画花松あゆみ+ポプラ社デザイン室

ポプラ社 / 2023年

文学・評論
『湯島天神坂 お宿如月庵へようこそ 十日夜の巻』 装丁: 岡本歌織 書影

湯島天神坂 お宿如月庵へようこそ 十日夜の巻

中島久枝

装丁岡本歌織

装画山本祥子

ポプラ社 / 2020年

文学・評論
『ブッポウソウは忘れない: 翼の謎解きフィールドノート』 装丁: bookwall 書影

ブッポウソウは忘れない: 翼の謎解きフィールドノート

鳥飼否宇

装丁bookwall

装画中村至宏

ポプラ社 / 2016年

文学・評論
『うらはぐさ風土記』 装丁: 鈴木久美 書影

うらはぐさ風土記

中島京子

装丁鈴木久美

装画北澤平祐

集英社 / 2024年

文学・評論
『黄土館の殺人』 装丁: 鈴木久美 書影

黄土館の殺人

阿津川辰海

装丁鈴木久美

装画緒賀岳志

講談社 / 2024年

文学・評論
『〈本の姫〉は謳う 1』 装丁: 鈴木久美 書影

〈本の姫〉は謳う 1

多崎礼

装丁鈴木久美

装画緒賀岳志+芦刈将

講談社 / 2024年

文学・評論
『チンギス紀 十七 天地』 装丁: 鈴木久美 書影

チンギス紀 十七 天地

北方謙三

装丁鈴木久美

装画寺田克也

集英社 / 2023年

文学・評論
『彼女が天使でなくなる日』 装丁: 鈴木久美 書影

彼女が天使でなくなる日

寺地はるな

装丁鈴木久美

装画のなかあやみ

角川春樹事務所 / 2023年

文学・評論
『どうしてわたしはあの子じゃないの』 装丁: 鈴木久美 書影

どうしてわたしはあの子じゃないの

寺地はるな

装丁鈴木久美

装画柊有花

双葉社 / 2023年

文学・評論
『チンギス紀 十六 蒼氓』 装丁: 鈴木久美 書影

チンギス紀 十六 蒼氓

北方謙三

装丁鈴木久美

装画寺田克也

集英社 / 2023年

文学・評論
『四重奏』 装丁: 鈴木久美 書影

四重奏

逸木裕

装丁鈴木久美

装画Q-TA

光文社 / 2023年

文学・評論
『いとの森の家』 装丁: bookwall 書影

いとの森の家

東直子

装丁bookwall

装画東直子

ポプラ社 / 2017年

文学・評論
『花咲小路三丁目のナイト』 装丁: bookwall 書影

花咲小路三丁目のナイト

小路幸也

装丁bookwall

装画上杉忠弘

ポプラ社 / 2016年

文学・評論