一覧に戻る文学・評論しゃにむに写真家吉田亮人教員から写真家へ転身した著者が、自らの仕事と生き方を綴ったエッセイ。鮮やかな朱赤を地に、版画調で刷られた人々の群像が下半分を占め、自転車を押す者、肩を寄せ合う者の輪郭が深い青緑で重なり合う。手描きの太い仮名で大書きされた書名と、判子のように据えられた「写真家」の三文字が、版画の素朴な手触りと響き合う。被写体に近づき続けてきた写真家の体温を、絵の中の人々のざわめきがそのまま受け止めているような一冊。About出版社亜紀書房出版年2021年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁矢萩多聞装画丹野杏香Amazonで見る