一覧に戻る文学・評論帝国のベッドルームEllisBretEaston+菅野楽章夜の桟橋に並ぶ二台の公衆電話。青い筐体と黄色い受話器が頭上の街灯に白く浮かび、傍らの板張りに女性の脚がのぞく。『レス・ザン・ゼロ』のその後を描く本作は、ロサンゼルスの有名人たちが滑り落ちていくパラノイアと暴力を冷ややかに記していく長編だ。何が起きたのかを語らないまま見る者を立ち会わせる写真と、広く取られた余白の静かな組版が、物語の不穏な距離感をそのまま差し出している。About出版社河出書房新社出版年2014年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁木庭貴信(OCTAVE)カバー写真Melanie PullenAmazonで見る