一覧に戻る文学・評論不思議というには地味な話NY在住の現代アート作家による初のエッセイ集。日常のふとした瞬間に現れる不穏さや違和感を、平熱の言葉で書き留めた一冊。表紙には、自転車のそばで宙に投げ出されたように描かれる赤い水玉の服の女性と、地面に横たわるもうひとりの姿。鮮やかな水色の地に白い斜線が雨のように降りそそぎ、簡潔な線描の人物と相まって、浮遊感と静けさが奇妙に同居する。帯の「おだやかに怖い。」という一行が、絵のなかにある違和感をそのまま言い当てている。About出版社ナナロク社出版年2012年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁寄藤文平+鈴木千佳子