一覧に戻る文学・評論六畳間のピアノマン安藤祐介市井の声に耳をすませる物語集。表紙には白シャツの男たちが背を向けて座り、その向こうから琥珀色のグラスを掲げる一人が静かに微笑む情景が、淡い黄の地に柔らかな線画で描かれる。頬のほてりや夜の温度をにじませる筆致のなか、画面中央を切るタイトルの黒に対して、著者名だけが赤で差し色になる。誰かの六畳間で交わされる、ささやかな祝杯のような佇まいの一冊。About出版社KADOKAWA出版年2021年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁大原由衣装画高杉千明(next door design)Amazonで見る