
医師でありエッセイストでもある著者が、人生の節目に支えとなった本・映画・絵本400点を選び抜き、その魅力と読みどころを語る読書案内。書棚を背にした人物がメガネ越しに本を開く一枚絵を中心に据え、背後には橙・緑・青の背表紙がリズミカルに並ぶ。タイトルは縦組みの太い朱文字で大きく置かれ、手描き感のある線とくすんだ生成りの地色がどこか古い書斎を思わせる。本に囲まれて過ごす時間そのものを装画として差し出した、穏やかなブックガイドの佇まい。

著EverettPercival、木原善彦
装丁鈴木成一デザイン室
装画吉田雨水
河出書房新社 / 2025年
文学・評論