
細胞・胚・臓器からマイクロバイオーム、ゲノムまで。最先端のヒト生物学が、医療や寿命だけでなく私たちの生き方そのものをどう塗り替えていくかを描く科学ノンフィクション。淡いミントグリーンを地に、解剖図を思わせる線描がうっすらと透ける表紙。中央の「全貌」の二文字だけが網目状のテクスチャで埋められ、文字そのものが標本のように切り抜かれる。帯の墨と緑の対比が、見えなかった身体の内側を覗き込む手つきを静かに示している。
著岸本章
装丁吉岡秀典+佐藤翔子+平良佳南子
彰国社 / 2024年
アート・建築・デザイン