一覧に戻る文学・評論ヒロイン桜木紫乃白昼のテロ事件から17年、名を変え他人になりすまして逃げ続けた女性の輪郭をたどる長編。漆黒の地に、顎を上げて目を閉じる女性の横顔が浮かび、頭の傍らに小鳥が一羽、画面の左には赤い実をつけた蔓植物が静かに垂れている。題字は筆勢のある白い手書きで縦に置かれ、闇のなかで息をひそめてきた一人と、それを見守るかのような自然の気配が、慎ましく釣り合う。About出版社毎日新聞出版出版年2023年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁田中久子(アンサンブル)装画オザワミカAmazonで見る