一覧に戻る文学・評論メイクアップ デイズ椰月美智子年齢も立場も異なる三人の女性たちが、化粧という日々の所作を通して自分の輪郭を見つめ直していく連作短編。淡い藤色の地に、開いたコンパクトが手描きの筆致でふんわりと浮かぶ。鏡面には花や女性のシルエットがコラージュのように散り、傍らには青い蝶と小さな星屑。タイトルは白く軽やかに、著者名は墨色で芯を通す。やわらかな色と細やかな装飾が、化粧台の前のささやかな時間と、そこに宿る変化の気配を静かに伝えている。About出版社講談社出版年2016年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁鈴木久美(角川書店装丁室)装画長谷川洋子Amazonで見る