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ポイズンドーター・ホーリーマザー
文学・評論

ポイズンドーター・ホーリーマザー

湊かなえ

母と娘という、もっとも近しい関係にひそむ毒と祈りを描いた短編集。家族のかたちが裏返るとき、人はどんな顔をするのかを問いかける六篇が収められている。表紙では赤と灰、二層の地のうえに半透明の波形が幾重にも垂れ落ち、輪郭が滲んで重なる。赤は粘度を帯びて流れ、灰の領域へにじり寄り、どこまでが地でどこからが侵食なのか判別がつかない。タイトルと著者名は黒の明朝でひそやかに置かれ、流れる色面に飲まれることなく芯を保つ。境界が溶けていく不穏さを、静かな書体がかろうじて受け止めている一冊。

About

出版社
光文社
出版年
2016
判型
四六判 / A5判 サイズ
ジャンル
文学・評論

Credits

装丁
鈴木久美角川書店装丁室
Amazonで見る情報の訂正を提案
『東京近江寮食堂』 装丁: 鈴木久美 書影

東京近江寮食堂

渡辺淳子

装丁鈴木久美

装画マメイケダ

光文社 / 2017年

文学・評論
『東京近江寮食堂 宮崎編: 家族のレシピ』 装丁: 鈴木久美+坂野公一 書影

東京近江寮食堂 宮崎編: 家族のレシピ

渡辺淳子

装丁鈴木久美+坂野公一

装画マメイケダ

光文社 / 2019年

文学・評論
『東京近江寮食堂 青森編』 装丁: 鈴木久美 書影

東京近江寮食堂 青森編

渡辺淳子

装丁鈴木久美

装画マメイケダ

光文社 / 2020年

文学・評論
『今夜、喫茶マチカネで』 装丁: 鈴木久美 書影

今夜、喫茶マチカネで

増山実

装丁鈴木久美

装画嶽まいこ

集英社 / 2024年

文学・評論
『川が流れるように』 装丁: 鈴木久美 書影

川が流れるように

Read、Shelley、桑原、洋子

装丁鈴木久美

装画植田陽貴

早川書房 / 2024年

文学・評論
『巨鯨の海』 装丁: 泉沢光雄 書影

巨鯨の海

伊東潤

装丁泉沢光雄

装画歌川国芳

光文社 / 2013年

文学・評論
『出好き、ネコ好き、私好き』 装丁: 坂川栄治+永井亜矢子 書影

出好き、ネコ好き、私好き

林真理子

装丁坂川栄治+永井亜矢子

装画CANOO

光文社 / 2014年

文学・評論
『きれいになりたい気がしてきた』 装丁: 西垂水敦+市川さつき+krran 書影

きれいになりたい気がしてきた

ジェーン・スー

装丁西垂水敦+市川さつき+krran

装画あべさん

光文社 / 2022年

文学・評論
『うらはぐさ風土記』 装丁: 鈴木久美 書影

うらはぐさ風土記

中島京子

装丁鈴木久美

装画北澤平祐

集英社 / 2024年

文学・評論
『黄土館の殺人』 装丁: 鈴木久美 書影

黄土館の殺人

阿津川辰海

装丁鈴木久美

装画緒賀岳志

講談社 / 2024年

文学・評論
『〈本の姫〉は謳う 1』 装丁: 鈴木久美 書影

〈本の姫〉は謳う 1

多崎礼

装丁鈴木久美

装画緒賀岳志+芦刈将

講談社 / 2024年

文学・評論
『チンギス紀 十七 天地』 装丁: 鈴木久美 書影

チンギス紀 十七 天地

北方謙三

装丁鈴木久美

装画寺田克也

集英社 / 2023年

文学・評論
『彼女が天使でなくなる日』 装丁: 鈴木久美 書影

彼女が天使でなくなる日

寺地はるな

装丁鈴木久美

装画のなかあやみ

角川春樹事務所 / 2023年

文学・評論
『どうしてわたしはあの子じゃないの』 装丁: 鈴木久美 書影

どうしてわたしはあの子じゃないの

寺地はるな

装丁鈴木久美

装画柊有花

双葉社 / 2023年

文学・評論
『チンギス紀 十六 蒼氓』 装丁: 鈴木久美 書影

チンギス紀 十六 蒼氓

北方謙三

装丁鈴木久美

装画寺田克也

集英社 / 2023年

文学・評論
『四重奏』 装丁: 鈴木久美 書影

四重奏

逸木裕

装丁鈴木久美

装画Q-TA

光文社 / 2023年

文学・評論
『江ノ島西浦写真館』 装丁: 鈴木久美 書影

江ノ島西浦写真館

三上延

装丁鈴木久美

装画こより

光文社 / 2018年

文学・評論
『灰色の犬』 装丁: 鈴木久美 書影

灰色の犬

装丁鈴木久美

装画チカツタケオ

光文社 / 2013年

文学・評論