一覧に戻る文学・評論アゲイン〜私と死神の300日〜村山仁志都市の路上に少女が一人佇み、その背後にフードを目深に被った長身の死神が寄り添う——「アゲイン」と題されたこの物語は、ふたりが共に過ごす三百日を辿る。夕暮れの群青の空、向かいのビルにぼんやり灯る看板、足元から立ち昇る橙色の光と舞い散る黒い羽根。緻密に描き込まれた一場面を、判型の縁を縫うように走る巨大な橙のカタカナが額装する。日常と異界の重なりを、一枚の街角に閉じ込めた表紙。About出版社TOブックス出版年2015年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁川谷康久(川谷デザイン)装画くろのくろAmazonで見る