一覧に戻る文学・評論リズム・マム・キル北原真理12歳の少女と壊れた殺し屋が出会い、〈母を殺す〉戦いへ踏み出すハードボイルドな長編。深い緑が滲む夜の闇に白い粒子が舞い、革の上着を纏った若者がこちらへ手を伸ばす。掌の皺、ジッパーの金属感、伏せた横顔の睫毛まで克明に描き込まれた人物画に、縦書きの白いタイトルと滲んだ筆記体の英字、鮮烈な赤の帯が重なって緊張感を生む。救いを求める手か、引き金を引く手か。物語のひりつきが、そのまま装画に宿っている。About出版社光文社出版年2021年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁bookwall(五藤友紀、松昭教)装画丹地陽子Amazonで見る