一覧に戻る文学・評論処刑までの十章十の章を重ねて処刑へと向かう、緊張を孕んだ長編ミステリ。表紙は黒地を背景に、薔薇や菊、多肉植物が密に組まれた静物画風の構図を据え、その中心に頭蓋骨と一頭の蛾を潜ませる。古典絵画のヴァニタス画を思わせる陰影深い色面に、白い明朝のタイトルと著者名が大きく重ねられ、生の華やぎと死の予兆が同じ画面で釣り合う。物語の主題を、暗がりから咲き上がる花々として静かに告げている。About出版社光文社出版年2014年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁鈴木久美(角川書店装丁室)装画亀井徹