一覧に戻る文学・評論ヴァイオリン職人と消えた北欧楽器AdamPaul+青木悦子ヴァイオリン職人を主人公に、北欧の民俗楽器をめぐる謎をたどる物語。一挺の楽器が音色だけでなく、その来歴と土地の記憶を運んでくる気配が漂う。淡い水色を地に、楽器のボディの一部と指板の白い花の象嵌が水彩でやわらかく描かれ、木目の温もりと冷涼な空気感が同居する。赤い小さな実が画面に散り、北の風土の気配をそっと点す。題字は縦書きで控えめに置かれ、装画の余白が物語のしずけさを呼吸させる。About出版社東京創元社出版年2019年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁鈴木久美(角川書店装丁室)装画伊藤彰剛Amazonで見る