
文芸誌『群像』のリニューアル号。特集「休むヒント。」を軸に、長編評論や新人賞の発表など、現代文学の現在地を一冊で見渡す内容となっている。表紙は水色の地に、誌名「群像」「ZOUGUN」を大きく裁ち落としで配し、紙を破ったような白い断片を散らした構成。中央には濃淡のあるブルーで波打つ襞状のオブジェが置かれ、特集タイトルや執筆者名が縦組みでびっしりと組まれる。鮮やかな水色と深い藍、そして引き裂きの白が、休息と思索という主題に静かな緊張感を与えている。
著平沢逸
装丁川名潤
カバー写真竹之内祐幸
講談社 / 2024年
文学・評論