文学・評論
心霊探偵八雲 INITIAL FILE 魂の素数
神永学
霊が視える左眼を持つ青年と、確率論で事件に挑む数学者――二つのシリーズの探偵が交わる特殊設定ミステリー。表紙はモノクロームの絵筆で青年二人を重ねて描き、片方の左眼にだけ朱の光が差し込む。右端には太い明朝で「八雲」の二字が縦に大きく配置され、帯の赤と黒の対比が画面を一気に締める。霧めいた灰の質感と一点の朱、その温度差が、異なる方法論を持つ二人の邂逅を静かに予告している。
Credits
- 装画
- 遠田志帆(JUN KIDOKORO DESIGN)