一覧に戻る文学・評論ロッキン・ホース・バレリーナロックに憧れる若者たちの夢想と挫折を、滑稽さと痛みを行き来する語り口で綴った長編。表紙にはベースを抱えた少女の細密な人物画が、青と白の滲む背景に浮かぶ。レースとリボンで飾られたゴシック調の衣装、編み上げのブーツ、こちらを見据える視線が、可憐さと強がりを同時に纏わせる。水彩のような淡い滲みが、鳴り出す前の音の余白を、そのまま装いの奥に閉じ込めている。About出版社大槻ケンヂ出版年2007年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁鈴木久美(角川書店装丁室)装画浅田弘幸