
都会の縄文人のためのマガジン」を掲げる雑誌の通巻1〜4号を一冊にまとめた合本で、土偶や弥生、古墳といった主題を縄文の目線で都市の生活に重ねていく。表紙は商店街の店先に立つ人物を真正面から捉えた記録的なポートレートで、写真を白い余白の額が囲い、誌名と並んで朱の印影を思わせる「土」の円形ロゴが据わる。四隅に散らされた通巻番号が、現代の路上と古層の時間を一冊に束ねる試みを静かに告げている。
著Clifford、Rebecca、山田、美明、芝健介
装丁水戸部功+北村陽香
柏書房 / 2021年
歴史・地理