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巫女島の殺人
文学・評論

巫女島の殺人

萩原麻里

大晦日、秘儀の行われる島で誰かが死ぬ──十八を迎える巫女と閉ざされた共同体を舞台にしたミステリ。白装束の少女の肖像が中央に立ち、その背後には金色の満月と、奥行きをもって連なる朱の鳥居。胸元には血のように赤い飛沫が走り、題字は荒い筆致の墨文字で大きく置かれる。腰には赤地に白抜きの帯文「助けてください。」が低く響き、白・黒・朱・金に絞った配色が、神事と惨劇が同居する島の張り詰めた気配を一枚に閉じ込めている。

About

出版社
新潮社
出版年
2021
判型
文庫
ジャンル
文学・評論

Credits

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