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地獄のお囃子
絵本・児童書

地獄のお囃子

おとないちあき廣嶋玲子

夏の夜、提灯の灯る祭のなかへ迷い込んだ姉弟の物語。彼らの手を引くのは、人ならざる者たち——という不穏と高揚の入り混じる児童文学である。表紙では浴衣姿の二人が笑みを浮かべて駆け、その両脇に青白い肌の大柄な者と、紺の着物に獣めいた顔をのぞかせる者が静かに寄り添う。藍を深く沈ませた夜空に提灯の橙が点々と灯り、地面は水彩のにじみで温度を帯びる。縦書きの「鬼遊び」の白抜き文字が画面を貫き、楽しさと畏れが同じ夜に同居していることを告げている。

About

出版社
小峰書店
出版年
2019
判型
四六判 / A5判 サイズ
ジャンル
絵本・児童書

Credits

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