
日々の食卓を支えるおかず作りを、家庭料理の名手が手ほどきする一冊。手早く、無理なく、毎日続けられる――台所に立つ人の味方であり続けたレシピと知恵が、文庫サイズに凝縮されている。表紙は黄と白のギンガムチェックを地に、墨でさらりと描かれた天ぷらの皿や丼、エプロンを締めた人物が軽やかに配される。台所のクロスを思わせる柄と、肩の力が抜けたタッチが、「道場」という硬い言葉をやわらげ、毎日のおかずに向き合う心地よい構えを伝えてくる。
著平沢逸
装丁川名潤
カバー写真竹之内祐幸
講談社 / 2024年
文学・評論