一覧に戻る文学・評論もういちどベートーヴェン中山七里ベートーヴェンの旋律が物語の通奏低音となる、音楽を主題に据えた長編。表紙は、青や赤や黄の花々が咲き乱れる緑の丘陵を俯瞰した一枚絵。風になびく薄紅の帯、駆ける白兎、空へ舞い上がる音符、遠景の稜線に佇む建物。色面を平らに塗り重ねた筆致は祝祭的でありながら穏やかで、タイトルは中央の白い楕円に静かに収められる。野の鮮やかな色彩と宙を漂う音符が、再び鳴り出す調べの予感を一枚に閉じ込めている。About出版社宝島社出版年2019年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁高柳雅人(角川書店装丁室)装画北澤平祐(nipponia)Amazonで見る