一覧に戻る文学・評論独り舞李琴峰台湾から日本へ渡ってきた女性の孤独と痛みを静かに辿る、芥川賞作家のデビュー長編。漆黒の地に淡い乳白の花のつぼみが幾つも浮かび、ほどけた一枚の花弁がはらりと宙に落ちている。明朝体の題字は余白へ控えめに置かれ、無音の舞台のような構図がかたちづくられる。閉じたまま黙する花と、ひとり落ちていく花弁の対比が、誰にも見せない「独り舞」のかたちを表紙の上に書き写している。About出版社光文社出版年2022年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁鈴木久美(角川書店装丁室)カバー写真Hana Tutumi(撮影:佐久間萌)Amazonで見る