一覧に戻る文学・評論潮首岬に郭公の鳴く平石貴樹北海道・函館を舞台にした本格ミステリ。岬の名と郭公の鳴き声がタイトルに重ねられ、地方都市の静けさのなかで起こる事件の気配を漂わせる。表紙には三人の若い女性が並び立つ。眼鏡をかけ朱色のニットをまとう横顔、こちらを見据える藤色のセーターの中央の人物、黒いタートルネックで首元に手を添える後方の一人。淡い夜の藍を背景に、繊細な線で描かれた肌と髪、胸元に白く浮かぶ小鳥のモチーフが目を引く。手描きの細い書き文字が縦組みのタイトル脇に添えられ、静謐ななかに人物それぞれの心の翳りを感じさせる構成になっている。About出版社光文社出版年2019年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁岡本歌織(next door design)装画またよしAmazonで見る