一覧に戻る文学・評論女中譚家に仕えて働く女たちの暮らしを、いくつかの古い小説の世界に重ねるように描き直した連作短編集。クリーム色の地に、紅い着物の女性がふわりと横たわる線描が大きく据えられ、背後には朱のサンバーストと緑の網目模様。足もとには淡い緑の富士と一通の朱封筒が静かに置かれる。題字は太い筆書きで縦に大きく。昭和の空気を軽やかに掬い取る装いが、少し前の時代に生きた女たちの輪郭をそっと浮かび上がらせる。About出版社中島京子出版年2013年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁田中久子(アンサンブル)装画さやか