一覧に戻る文学・評論夜のふたりの魂HarufKent+橋本あゆみ長く独りで夜を過ごしてきた老いた男女が、ただ並んで眠るために寄り添う——コロラドの小さな町を舞台にした静謐な物語。表紙は油彩らしい筆致で描かれた寝室の一隅。卓上ランプの琥珀色の光が枕とシーツの陰影、傍らの花瓶を柔らかく照らし、深い茶の闇に小さな灯をともす。右側を縦に流れる手書きの英文が、囁きのように紙面を貫く。誰もいないベッドが、寄り添うふたりの気配を静かに引き受けている。About出版社河出書房新社出版年2018年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁田中久子(アンサンブル)装画民野宏之Amazonで見る