一覧に戻る人文・思想翻訳教室 ――はじめの一歩鴻巣友季子翻訳という営みを、語学の技術ではなく読書の延長として捉え直す入門書。原文をどう受け止め、別の言語へ運ぶのか、その思考の手順を丁寧にほどいていく一冊である。生成り色の地に、赤と黒の線、淡い緑のハッチング、薄墨の面が重ねられた抽象画が据えられ、定規や三角形を思わせる図形が幾何学的に交差する。直線と曲線、刷り重ねの濃淡が、言葉を解体しては組み直す翻訳の手つきと響き合う構成になっている。About出版社筑摩書房出版年2021年判型文庫ジャンル人文・思想Credits装丁鈴木成一デザイン室(協力=遠藤律子)装画狩野岳朗Amazonで見る