一覧に戻る歴史・地理戦争とバスタオル安田浩一+金井真紀タイ、沖縄、韓国、寒川、大久野島──各地の温泉や銭湯を二人で訪ね歩き、湯気のなかから戦争の記憶と「加害/被害」の交差点をすくい上げる紀行エッセイ。ややくすんだ生成りの地に、水彩の柔らかな筆致で湯につかる人々と樹木が描かれ、湯の中の防毒マスクという不穏な気配が一点だけ忍ばされている。手描きのタイ語混じりの素朴な絵と、明朝で太く据えられたタイトル、赤一色の帯文字。湯けむり越しに歴史を覗き込む、その距離感がそのまま装丁になっている。About出版社亜紀書房出版年2021年判型四六判 / A5判 サイズジャンル歴史・地理Credits装丁鈴木千佳子Amazonで見る